オープンソース

「VirtualBox 7.0.12」リリース

OracleのVirtualBox最新版、「VirtualBox 7.0.12」が10月17日(現地時間)リリースされた。

VirtualBoxは、ホスト上に仮想マシンを作成し、その上で別のOSを実行することができるソフトウェア。Windows版、Linux版、 BSD版などが用意されており、幅広いゲストOSに対応。個人利用または評価目的の場合は無償で利用可能。また、ソースコードがOSE版としてGPLの下で公開されている。

「VirtualBox 7.0.12」では、Linuxカーネル「Linux 6.6」に対するサポートの強化が加わったほか、openSUSE 15.5のカーネルに関しても初期サポートが追加された。また、Oracle Linux 8/9キックスタートファイルのサポートなども加わっている。また、BIOS で ISA SCSI HBA のサポートが復元され、Linux ホスト上の最近の Intel CPU の Split Lock Detection 機能に追加の改善が導入され、VT-x への対応も改善されるなど、いくつかの機能強化、修正、不具合の修正が施されている。

VirtualBoxはWebサイトから入手できる。非オープンソースのバイナリが含まれる「Extension Pack」は、個人利用に限り無償で利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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