オープンソース

「Ubuntu 23.10(Mantic Minotaur)」リリース

Ubuntu Teamは10月12日(現地時間)、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版、「Ubuntu 23.10 “Mantic Minotaur”」をリリースした。

Ubuntuは、Debian GNU/Linuxをベースとしたディストリビューション。Ubuntu Teamは6ヶ月ごとの新バージョンリリースを宣言しており、今回のリリースも前回の「23.04」から半年ぶりのリリースとなる。Ubuntuの特徴としては、「初心者でも使いやすいディストリビューション」を目指していることが挙げられる。

「Ubuntu 23.10」は、カーネルにLinux 6.5が採用されている。また、GNOME 45の搭載、その他各アプリケーションのアップデート、またRaspberry Pi向け版ではデフォルトでSSHのパスワード認証を許さなくなるなど、いくつかの機能強化・変更が施され、不具合の修正も施されている。

「Ubuntu 23.10」は、デスクトップ向け「Ubuntu」、サーバ向け「Ubuntu Server」のほか、Xubuntuなどの派生ディストリビューションが公開されている。Ubuntuのインストールイメージは、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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