オープンソース

ゼロデイ攻撃の恐れがある脆弱性を修正した「LibreOffice 7.6.2/7.5.7 Community」リリース

The Document Foundationは9月26日(現地時間)、「LibreOffice 7.6.2 Community」をリリースした。

「The Document Foundation」は、2010年9月にOpenOffice.orgの開発者らがOracleから独立して立ち上げた、オフィススィートの開発に当たっているコミュニティ。SUSE Linux、Red Hat、UbuntuなどのLinuxディストリビューションの支援を受けており、「OpenOffice.org」から分岐したLibreOfficeの開発に当たる。

「LibreOffice 7.6.2 Community」は、新機能を積極的に取り入れる「Fresh版」、「7.5.7 Community」は安定性を重視する「7.5」系列の最新版。いずれも、悪用されたことが確認されたゼロデイ攻撃の恐れがある脆弱性が修正されている。危険度の高い脆弱性の修正であり、ユーザはアップデートが強く推奨される。

「LibreOffice」は、Windows/Linux/Mac OS Xに対応しており、それぞれWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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