開発・プログラミング

GitHubが正式にパスキー認証の提供を開始

 GitHubは9月21日(現地時間)、GitHub.comについてパスキー認証を正式に一般公開したと発表した。

 パスキーは、公開鍵暗号と生体認証を組み合わせたパスワードレス認証「FIDO2」を元にして、アカウント情報をクラウドで同期できるようにしたもの。パスワードレスであることから、パスワードに起因するリスクをなくすことが目的。

 7月に開始されたパブリックベータでは、LinuxおよびFirefoxのユーザがパスキーの取り扱いが困難であることがわかったため、今回、スマートフォンにパスキーを登録し、これをデスクトップに接続してセットアップと認証を完了させる「クロスデバイス登録」に対応した。これによって、スマートフォンがパスキーに対応していれば、LinuxやFirefoxでもパスキーが設定できるようになった。それ以外にもいくつかの改善が施されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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