オープンソース

「Vivaldi 6.1」リリース

Vivaldi Technologieは6月8日(現地時間)、Webブラウザ「Vivaldi 6.1」をリリースした。

「Vivaldi」は、Operaの元創業者が主導で開発に当たっている新しいWebブラウザ。シンプルで高速なブラウザを目指している。日本語も利用できる。

「Vivaldi 6.1」では、今年 新しく加わった標準仕様クライアントヒントが、これまでのユーザエージェントに置き換わり、クライアントヒントをベースとしてVivaldiをブロックするWebサイトに関するレポートを入手するようになる。ちなみに、名前を基にして識別しようとするのはウェブサイトだけではありません。クライアントヒントを変更することによって、microsoftのBing Chatの利用が可能となった。Bingにアクセスする際はMicrosoft Edgeを名乗るようになったため、Vivaldi上用途や目的ごとにタブをグループ化する「ワークスペース」や、ボタンアイコンをカスタマイズできる「カスタムアイコン」などの機能が利用できるようになっている。そのほか、いくつかの強化が施されている。

「Vivaldi」は、Windows、Mac OS X、Linuxに対応しており、Webサイトから無償でダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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