オープンソース

ubuntuから派生した「ubuntu MATE 23.04」リリース

ubuntu-mate.orgは4月20日(現地時間)、Linuxディストリビューション「ubuntu MATE 23.04」をリリースした。

「Ubuntu MATE」は、Ubuntu公式の派生Linuxディストリビューション。ユーザインターフェースに「MATE」が採用されており、デスクトップ用途向けのLinuxディストリビューションとなっている。

「MATE」は、「GNOME 2」から派生したデスクトップ環境。「GNOME 3」の開発が開始された際、「GNOME 2」の利用を希望する声があり、これに応えて「GNOME 2」を受け継いで開発されている。「GNOME 2」に搭載されているアプリケーションは名前が変更された上で開発が継続している。

「ubuntu MATE 23.04」は、「MATE 1.26.1」を搭載しており、デスクトップの外観が変更されたほか、パッケージも新しいものが採用されている。なお、インストーラーは、ubuntu 23.04ではFlutterベースのものに変更されたが、「ubuntu MATE 23.04」では従来のUbiquityベースのものが搭載されている。

「ubuntu MATE 23.04」は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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