オープンソース
オープンソースのOSブートシステム「systemd」に脆弱性、修正版が公開
Linuxなどで広く利用されているブートシステム「systemd」に不正な特権昇格を引き起こす可能性のある脆弱性が発見された(CVE-2023-26604)。特定の条件で、/etc/sudoersの設定通りの制限がかからずローカルから特権昇格される恐れがあるという。
systemdは、多くのLinuxディストリビューションで採用されている。この脆弱性を修正したアップデートが各ベンダーなどからリリースされているため、ユーザはアップデートを適用することが強く推奨される。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
CVE-2023-26604(DebianのErrata)