開発・プログラミング

Jupyter Notebookの機能が利用できる「JupyterLab」の新版リリース、「セッション」の概念が加わる

 Project Jupyterは2月9日(現地時間)、Jupyter Notebookの機能が利用できる「JupyterLab」の新版(v3.6.1)を発表した。

 「JupyterLab」は、Jupyter Notebookの後継として開発された、Webベースの統合開発環境。Notebookの機能、ターミナル、エディタ、ファイルブラウザなどの機能を持っている。

 今回発表された「JupyterLab」では、「セッション」と「プロジェクト」という概念が採り入れられている。「セッション」はサーバと接続を確立した状態のプロジェクトであり、たとえば一旦「JupyterLab Desktop」を終了させても、再度JupyterLab Desktopを起動させるとすべてのセッションが復元される。その他にも複数の機能強化が加わっている。

 「Jupyter Book」は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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