オープンソース
「Gentoo Linux 20230122」リリース
Gentooは1月22日(現地時間)、Gentoo Linuxの最新版、「Gentoo Linux 20230122」をリリースした。
Gentoo Linuxの特徴は、パッケージ管理システム「Portage」にある。Portageは、RPMのようなパッケージ管理システムとは異なり、ソースコードをコンパイルしシステム構築を行う。このため、システム構築の柔軟性・メンテナンス性が高い。また、コンピュータの状態を最新に保つことも容易であり、Gentooユーザは新バージョンにアップグレードしなくても最新の状態を保つことができる。
「Gentoo Linux」はローリングリリースの形態を取っており、「20230122」はバージョン番号ではなく、2023年1月22日時点でのリリースという意味。ローリングリリースは絶えずシステムが更新され、大きな節目となるアップデートリリースが提供されないリリース形態。
「Gentoo Linux 20230122」は、ミラーサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)