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DIT、ランサムウェア攻撃などからデータを保護する「WebARGUS for Ransomware」のARM64版を追加販売
デジタル・インフォメーション・テクノロジー(DIT)は1月19日、ランサムウェア攻撃などから重要データを保護するため、データを確実に保護する機能(データプロテクション機能)を搭載した「WebARGUS for Ransomware」の販売を開始したと発表した。今回、LinuxサーバのCPUを構成するIntel64プロセッサに続き、ARM64プロセッサへ対応範囲を拡大し、より多くのユーザに安全を提供することが可能となった。
製品自体は昨年11月にリリースされているが、LinuxサーバのCPUにはIntel64のみにしか対応しておらず、プロセッサ以外にARM64プロセッサのユーザも多いため、ARM64プロセッサ対応版の開発が完了し、1月19日から販売を開始することとなった。
WebARGUSの本来の機能である「改ざん検知・復旧機能」と、新たに搭載した「データプロテクション機能」がそれぞれの対象領域を分担して重要なデータを保護する。同社の「データプロテクション機能」は、代表的なランサムウェア対策の「マルウェア検知」や「バックアップからの復旧」と異なり、OSのデータ変更などの命令をリアルタイムで監視することで攻撃を無効化する考え方だという。
販売価格は、年額ライセンス198万円(税込)/1サーバとなっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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