オープンソース

Google Chrome基盤のChromiumにおいてRustライブラリを利用

Google Chromeチームは1月12日(現地時間)、ChromiumにおいてRustライブラリの使用をサポートすると発表した。

Google ChromeはC++で実装されており、RustとC++は比較的類似している点が多い。Chromeに関しては、メモリ関連の脆弱性が発生する危険性は大きなリスクとなっている。基盤のChromiumにRustを導入することで、メモリ関連の脆弱性を減少させる狙いがある。

チームでは、現在システムにRustツールチェーンを追加しており、来年にはRustのコードがChromeのバイナリに含まれることになる見通しだという。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
アナウンス