オープンソース

WebAssemblyランタイム「Wasmer 3.0」リリース

wasmer.ioは11月23日(現地時間)、WebAssemblyランタイム「Wasmer 3.0」をリリースした。

「Wasmer」は、WebAssemblyをブラウザの外で動作させることができるランタイム。MITライセンス下で配布されているオープンソースソフトウェアで、WASI(WebAssembly System Interface)およびEmscriptenに準拠したWASMを実行することができる。軽量でセキュアなWebAssemblyの仕様を生かし、Webブラウザを通さずに安全なランタイムを構築できる。

「Wasmer 3.0」では、Rust言語のAPIが書き直され、メモリ管理に関する機能が大幅に変更されている。また、前版までは複数のエンジンを使い分ける方式だったが、「3.0」ではエンジンが統一された。その他にもさまざまな機能強化・変更が施されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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