オープンソース
米Mozilla Corporation、メールクライアント「Thunderbird 1.5」をリリース
米Mozilla Corporationは1月11日(現地時間)、E-メール/RSS/ニュースグループクライアントの最新版、「Thunderbird 1.5」を発表した。
Thunderbirdは、柔軟なカスタマイズ性を持つメールクライアント。POPとIMAP双方のプロトコルをサポートし、HTML形式のメールにも対応している。RSS リーダー、ニュースグループリーダーも兼ね備えており、迷惑メールフィルタ、フィッシング詐欺対策など様々な機能を持っている。
今回、新たに追加された主な機能は次の通り。
○メール送信回数に応じたアドレス補完リストの自動ソート
○検索フォルダで複数アカウントを対象とした検索が可能に
○メッセージ作成中のスペルチェック機能
○フィッシング詐欺判別・警告機能
○ポッドキャスティング対応などのRSS リーダーの改良
○メッセージから添付ファイルの削除が可能に
○サーバサイドスパムフィルタとの統合
○Kerberos 認証
○メッセージ作成中の下書き自動保存
○メッセージフィルタが共通受信トレイに対応
○ユーザビリティの向上(オプションウィンドウの再設計、SMTPサーバ管理など)
○セキュリティ面の向上
今回リリースされたThunderbird 1.5は、Windows版、Linux版、Mac OS X版の3つ。いずれも、Webサイトからダウンロードすることができる。
(川原 龍人/びぎねっと)