セキュリティ情報
Check Point、9月のマルウェアランキングを発表、情報窃取マルウェアが急増
Check Point Software Technologiesは10月12日(現地時間)、2022年9月のマルウェアランキングを発表した。
2022年9月は、もっとも猛威を振るっているマルウェアは「Formbook」となった。「Formbook」は、Windowsを攻撃する情報窃取型マルウェアであり、検出回避技術が高く、闇市場において安価に発売されているとされている。また、Check Pointは、急激にランキングを上げて8位にランクインした「Vidar」について注意喚起している。「Vidar」は、バックドアの機能を備えた情報窃取型マルウェアであり、感染したコンピュータから銀行口座情報、アカウント情報、IPアドレス、ブラウザ履歴、暗号ウォレットなどを窃取する機能を備えているという。
2022年9月のマルウェアランキングは次のとおり。
1位 Formbook
2位 XMRig
3位 AgentTesla
4位 Emotet
5位 Ramnit
6位 SnakeKeylogger
7位 Phorpiex
8位 Vidar
9位 NJRat
10位 Remcos
(川原 龍人/びぎねっと)
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