オープンソース

「VirtualBox 7.0」のベータ版がリリース

 Oracleは8月26日(現地時間)、「VirtualBox 7.0」のベータ版をリリースした。

 「VirtualBox」は、x86ベースの仮想マシンをデスクトップ上に作成・実行することができるソフトウェア。Windows、MacOS、Linux、Solarisがサポートされたオープンソースソフトウェアとなっている。Pythonによって直接コントロールすることも可能。

 「VirtualBox 7.0」は、次期メジャーバージョンとなる。「VirtualBox 7.0」では、ゲストOSとしてWindows 11がサポートされるほか、録画機能で用いるWebMコンテナのオーディオフォーマットがOpusからVorbisに変更される。その他、オーディオ関連に複数の変更が施される。また、Windowsホストにおいて「session 0」の自動起動をサポートし、ユーザがログインしていなくても仮想マシンを利用できるようになるなど、複数の機能変更が施される。

 なお、今回リリースされたのは「ベータ版」であり、実利用は推奨されない。あくまで評価・テストを目的としたリリースとなっており注意が必要。

(川原 龍人/びぎねっと)

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