オープンソース
デスクトップ向けBSD OS「PC-BSD 8.0」リリース
iXsystemsは2月22日(現地時間)、FreeBSD ベースのデスクトップ向けOS PC-BSDの最新版「PC-BSD 8.0」のリリースを発表した。
「PC-BSD 8.0」は、「FreeBSD 8.0-STABLE」をベースとしたデスクトップ用途向けOS。FreeBSDに比べ、デスクトップ機能が強化されており、また手軽にデスクトップが利用できるよう工夫が施されている。
「PC-BSD 8.0」では、KDE 4.3.5とXorg 7.4が採用されており、デスクトップ環境が簡単に利用できる。また、3Dアクセラレーターも搭載されており、3D表示も可能。メールサーバやデータベースなど、サーバ向けソフトウェアも搭載。セキュリティにも配慮されており、サーバ向けにも利用できる。「PC-BSD 8.0」ではファイルシステムにZFSが利用できるようになっているほか、バックアップシステム「Life-Preserver」などが加わった。
対応プラットフォームはi386(32bit)およびamd64。「PC-BSD 8.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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