オープンソース

eSecurity Planet、Linuxマルウェアの急増に対する注意喚起

eSecurity Planetは8月2日(現地時間)、Linuxマルウェアの急増に対する注意喚起およびLinuxマルウェアからデバイスを保護する方法を発表した。

「Symbiote」や「OrBit」などの新しいLinuxマルウェアは回避機能が高く、検出や除去が困難になっている。Linuxはオープンソースであるため、マルウェアの製作者はLinuxの構造を十分理解していると考えられている。Linuxを含むすべてのエンドポイントを監視することは重要性を増している。

対応として、管理者はデバイスおよびシステムを常に最新の状態に保つようにすること、パスワード漏洩防止の施策を施すことなどが挙げられている。また、攻撃者は攻撃先のデータを暗号化して恐喝の手段として使うパターンもあるが、この場合、あらかじめデータを暗号化しておけば防げる可能性もあるとしている。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
記事本文