オープンソース

Cライブラリのglibc最新版、「glibc 2.35」リリース

GNU Projectは2月3日(現地時間)、UNIX系OSなどで広く利用されているCライブラリであるGNU C library(glibc)の最新版、「glibc 2.35」のリリースを発表した。glibcは、C言語で記述されたプログラムで利用される関数のフリーなライブラリであり、Linuxでは事実上の標準実装となっている。

「glibc 2.35」では、Unicode 14.0がサポートされ、文字エンコード、文字型情報、翻字テーブルが新しくなった。また、デバッガインターフェイスが新しくなったほか、いくつかのTunableが新たに加わっている。そのほかにもリンカや関数、ライブラリなどに変更が施されているほか、いくつかの古いファイルが削除され、不具合の修正も施されている。

「glibc 2.35」のソースコードは、GNU Projectのダウンロードページや、ミラーサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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GNU C library(glibc)
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