オープンソース

サイバートラスト、システムバックアップソフト「MIRACLE System Savior 4」を発表

サイバートラストは9月14日、企業向けシステムバックアップソフトウェア「MIRACLE System Savior Version 4(MSS V4)」を提供開始すると発表した。

「MSS V4」は、最新 OS「MIRACLE LINUX 8 Asianux Inside」と組み合わせて開発しており、「Red Hat Enterprise Linux 8」や「CentOS 8」などのLinuxディストリビューションや、Windows、仮想環境などの環境で動作するバックアップソフトウェア。これにより、第3世代 Intel Xeon スケーラブル・プロセッサーを搭載したヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)社製の最新サーバ「HPE ProLiant DL360 Gen10 Plus」をはじめ、Red Hat Enterprise Linux 8.3 が動作するサーバを MSS V4 でバックアップ/リカバリーできるという。提供開始にあたって、「HPE ProLiant DL360 Gen10 Plus」のバックアップ/リカバリー検証を行い、対応機種を拡大している。

「MSS」は、複雑化する企業ITシステムのバックアップにおいて、必要な機能に絞って幅広い環境をバックアップ/リカバリーできるように開発したオフラインのシステムバックアップ・ソフト。サーバを停止した状態で、Linux ベースの専用ライブ CD で起動し、静的にバックアップおよびリカバリーを行う。シンプルな CUI メニューの操作で、リモート管理ソフトからも操作が可能。

価格は、89,000円から(税別)となっている。なお、試用版も提供されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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