オープンソース

イエラエセキュリティ、サイバーセキュリティ人材育成プログラム「イエラエアカデミー」 を提供開始

イエラエセキュリティは8月4日、サイバーセキュリティ人材の育成プログラム「イエラエアカデミー」の提供開始を発表した。

「イエラエアカデミー」では、企業において攻撃者の手法、視点を学ぶことを通じ、攻撃者が優位なサイバーセキュリティの環境に対応し、企業の重要情報のインシデントを早期に発見、対策を講じるようになることを目標としている。

サイバーセキュリティ対策においては、これまで多層防御によるセキュリティが主流であったが、この手法では、攻撃者が優位性を持つ状況ではすべての攻撃や侵入を検知できないことが課題となっている。今後は、守るべき最重要資産を明確にした上で、そこに至るサイバーキルチェーンを断ち切るような重点的な対策や監視が重要になるとし、攻撃者の手法を熟知した上で対応することが必要になるとしている。

イエラエアカデミーは、「1.オフェンシブセキュリティ資格取得コース」「2.クラウドハッキングコース」「3.インシデントレスポンス訓練コース」の3つのコースからなる。価格は、資格取得コースで3ヶ月間15万円からとなっている。また、早期のサイバーセキュリティ人材育成の観点から、現役の学生(高校生、専門学校、大学生、大学院生)を対象として、資格取得コースを5名に無償提供する。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
プレスリリース
イエラエアカデミー