オープンソース
ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 3.4.7/3.2.15」リリース
Wireshark Foundationは7月14日(現地時間)、ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 3.4.7/3.2.15」をリリースした。
Wiresharkは、Ethrealを前身とするネットワークプロトコルアナライザ。パケットキャプチャやプロトコル解析により、ネットワークの解析を行うことができるオープンソースのソフトウェア。
「Wireshark 3.4.7」では、DNPディセクターがクラッシュする危険のある脆弱性(CVE-2021-22235)が修正されたほか、複数の不具合が修正されている。また、「3.2系列」にも同じ脆弱性が存在しており、これを解消した「3.2.15」もリリースされている。「2.6」系列、「3.0」系列はサポートが終了しているため、ユーザは「3.4系列」への移行が推奨されている。
「Wireshark 3.4.7/3.2.15」は、Windows版、Linux版、BSD版、SolarisやHP-UXなどに対応したUNIX版、Mac OS X版パッケージが用意されている。「Wireshark」はWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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