オープンソース

サイバートラスト、脆弱性管理機能を付加したシステム監視アプライアンス「MIRACLE ZBX Virtual Appliance V5.0 Suite」を提供開始

サイバートラストは6月22日、大規模システムを運用する企業やシステムを構築・導入する事業者向けに、仮想化環境に特化した監視用仮想アプライアンス「MIRACLE ZBX Virtual Appliance V5.0 Suite」を提供すると発表した。

 高精度の脆弱性スキャンにより、システムに内在する脆弱性を可視化・管理可能とし、システムの稼働状況だけでなく潜在的な脆弱性と対応状況まで一元的に監視可能にする。さらに、OSの設定に関して米CIS(Center For Internet Security)が発行するシステムの安全な構成基準およびベストプラクティスを記載したガイドライン「CIS ベンチマーク」に準拠しており、OS環境の要塞化にかかる工数を削減し、セキュアなシステムの長期利用を実現するという。

「MIRACLE ZBX Virtual Appliance V5.0 Suite」の構成要素は、セキュリティ機能を強化した統合システム監視ソフトウェア「MIRACLE ZBX V5.0」、ソフトウェアの脆弱性管理を自動化・効率化する脆弱性管理ソリューション「MIRACLE Vul Hammer」、複数の監視画面を統合し運用を効率化する表示専用ソフトウェア「統合ビューア」、CIS ベンチマークのOSに関連する項目の88%に対応したOS設定。「MIRACLE ZBX Virtual Appliance V5.0 Suite」によって、インシデントの監視・対応体制を確保し、システムに放置される脆弱性を無くし、重要情報に関わるシステム分離や脆弱性対策の迅速なアップデート適用など、適切な対策を支援する。

提供開始は7月8日。価格は4,000,000円から(税別)。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
製品情報
プレスリリース