オープンソース

「Fedora Linux 34」リリース

Fedora Projectは4月27日(現地時間)、Linuxディストリビューション「Fedora Linux 34」を正式リリースした。プレスリリースでは、本バージョンにおいて初めて「Fedora Linux」という呼称が用いられている。

「Fedora Linux 34」では、カーネルにLinux 5.11が採用されているほか、「Workstation」において、「GNOME 40」を搭載した。その他、Xfce 4.16、LXQt 0.16など最新のコンポーネントが採用され、利用できるようになった。その他にも、「Fedora 33」でデフォルトになったファイルシステムBtrfsに
いくつかの強化が加わり、動画サーバとしてPipeWireが採用されるなど、さまざまな機能強化、変更などが施されている。

「Fedora Linux 34」は、デスクトップ向け「Fedora Workstation 34」、サーバ向け「Fedora Server 34」のほか、コンテナ向けの「Fedora CoreOS」など、いくつかのエディションが用意されている。「Fedora 34」は、Webサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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