サーバー/ネットワーク

Armのサーバ向けCPU「Neoverse V1」「Neoverse N2」を発表

 Armは4月28日、サーバ向けCPUのIP「Neoverse V1」および「Neoverse N2」を発表した。

 「Neoverse V1」「Neoverse N2」はサーバー向けプロセッサ「Neoverse」シリーズの新しいIPデザイン。Vシリーズはハイパフォーマンス向け、Nシリーズはネットワーク機器向け。

 「Neoverse V1」は、ハイパフォーマンス・コンピューティングや機械学習など、CPU性能の依存度が高い用途向けCPU。アーキテクチャは従来のArmv8であり、Scalable Vector Extension(SVE)を採用することで、フレキシブルなSoC設計と演算リソースの確保が可能になるという。

 「Neoverse N2」は、エッジコンピューティングやクラウド向けに処理性能やセキュリティの向上、電力消費の効率化を図っている。3月に発表された最新アーキテクチャのArmv9を採用しており、消費電力や面積効率は「Neoverse N1」と同程度だが、シングルスレッド性能を40%向上させている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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