オープンソース

Microsoft、分散型アプリケーション構築ランタイム「Dapr 1.0」をリリース

 Microsoftは2月17日(現地時間)、分散型アプリケーション構築ランタイム「Dapr 1.0」をリリースした。

 「Dapr」(Distributed Application Runtime)は、分散型アプリケーションを構築するための、高い移植性を特徴としたランライム。開発者はDaprを利用すると、マイクロサービスやアプリケーションを構築し、エッジやクラウドで動作させることができる。「Dapr 1.0」は、2019年のリリース開始以来、安定性とエンタープライズでの利用にある程度耐えられるようになったとして、「1.0」というバージョン番号が与えられた。「Dapr 1.0」では、Kubernetesをホスティング環境として利用できる機能が強化されている。これにより、自己ホスティング型のインフラおよびKubernetersに実装できるようになっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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dapr.io