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Palo Alto Networks、「Kubernetesクラスタ」を標的とした新しいマルウェアについて注意喚起

Palo Alto Networksは2月3日(現地時間)、Kubernetesクラスタを標的とした新しいマルウェアを発見したと発表した。同社は今回発見されたマルウェアを「Hildegard」と呼んでいる。

 この攻撃は、匿名アクセスを許可するように設定されているKubeletを経由して初期アクセスを行い、成功すると、可能な限り多くのコンテナへ感染を試み、感染が進むとクリプトジャックオペレーションを開始する。

 Palo Alto Networksによると、Hildegardは開発段階にあるものの、高いステルス性と永続性を備えていることから、ここまでで発見されている脅威の中でも高機能で複雑なマルウェアになる危険があるとしている。また、近いうちに攻撃者がHildegardを成熟させて大規模な攻勢をかける危険性があるとして、注意を呼びかけている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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