オープンソース

「LibreOffice 7.1 Community」リリース

The Document Foundationは2月3日(現地時間)、「LibreOffice 7.1 Community」をリリースした。

「The Document Foundation」は、2010年9月にOpenOffice.orgの開発者らがOracleから独立して立ち上げた、オフィススィートの開発に当たっているコミュニティ。SUSE Linux、Red Hat、UbuntuなどのLinuxディストリビューションの支援を受けており、「OpenOffice.org」から分岐したLibreOfficeの開発に当たる。

「LibreOffice 7.1 Community」では、名称に「Community」が入っており、企業を対象としたバージョンではないことをアピールしている。企業には有償の「LibreOffice Enterprise」を提供する方針。「LibreOffice 7.1 Community」では、初回起動時にユーザインターフェイスが選択できるようになったほか、拡張機能を検索してインズトールするダイアログの追加、印刷機能の強化など、複数の機能強化および不具合修正が施されている。

「LibreOffice」は、Windows/Linux/Mac OS Xに対応しており、それぞれWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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