開発
独自のPython実装「Pyston 2.1」リリース
Python実装「Pyston 2.1」が1月21日(現地時間)、リリースされた。
「Pyston」は、Dropbox社によって開発された、LLVMのJITをベースとした独自のPython実装。より高い拡張性を目指して開発されている。Dropboxでは、自社製品において高いパフォーマンスでPythonを利用するためにPystonを独自に開発した。
「Pyston 2.1」はLLVMをベースとしており、これによってLLVMの最適化機能やJITのメリットを生かしつつ、Pythonを利用したアプリケーション開発ができる。
今回公開された「Pyston 2.1」はメンテナンスリリースとなっており、不具合の修正が主となっている。また、同バージョンでは「Ubuntu 16.04」パッケージ、そのほか複数のLinuxディストリビューションで利用できるポータブルリリースも利用できるようになった。
「Pyston 2.1」は、GitHubで公開されている(なお、Pyston 2以降、バイナリのみの公開となっている)。
(川原 龍人/びぎねっと)
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