オープンソース
Google、プログラミング言語「Dart 2.10」をリリース
Googleは10月2日(現地時間)、プログラミング言語「Dart 2.10」をリリースした。
Dartは、2013年11月に初めてリリースされたオブジェクト指向のプログラミング向け言語。2018年8月に大幅な方向転換を図った「Dart 2.0」がリリースされている。「Dart 2.0」は言語の在り方が見直されており、モバイルとWeb開発向けのプログラミング言語として「再スタート」を図っている。
「Dart 2.10」では、統合開発ツール「dart」が搭載された。「dart」では、新しいプロジェクトやパッケージの作成、コードの分析とフォーマット、プロジェクトの実行、コンパイル、テストなどのタスクを網羅的にサポートするツール。従来は個別にサポートされていたが、今回のリリースで統合される。
また、null safetyが強化され、プロジェクトは今後パッケージをnull safetyに移行していく方針を示している。
「Dart 2.10」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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