オープンソース

仮想化ソフトウェア「Xen3.0」、正式リリース

XenSourceは12月5日、仮想化ソフトウェア「Xen」の最新版、「Xen 3.0」を正式リリースした。

Xen 3.0での主な新機能は次の通り。

○IntelのVirtualization Technology(VT)をサポート
○32wayまでのSMPがゲストOSで利用可能に
○Intel PAEをサポート
○x86-64(EM64T)をサポート
○ACPIをサポート

など。

Xen 3.0では、エンタープライズ用途向けの機能が特に強化されている。マルチプロセッサ環境での動作も可能であり、本格的なエンタープライズ用途にも利用できる仕様になっている。

Xen 3.0は、XenSourceのダウンロードページから無料でダウンロード・利用することができる。

最近では、KnoppixにXenを搭載したXenopixがリリースされており、Xenが手軽に利用できるようになっている。そして、今回の機能強化されたXen 3.0の登場によって、Xenは大きく進歩したといってもよい。Fedora Core 4にもXenが搭載されており、Xenの今後に注目が集まる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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