セキュリティ情報
マルウェア「Emotet」の活動が再び活発化、Malwarebytesが注意喚起
Malwarebytesは7月17日(現地時間)、直近数ヶ月間活動が少な目だったマルウェア「Emotet」の活動が再び活発になったとして注意喚起を発表した。
「Emotet」の攻撃手法は以前とほぼ同じで、既存のメールスレッド内において返送を偽装する形でリンクをクリックさせたりファイルを開かせる方法で感染を広げる。「Emotet」は、2018年と2019年に猛威を振るい、機密情報の窃取、スパムの拡散など危険な振る舞いをする。
「Emotet」への対応は、マルウェア対策ソフトウェアの導入のほか、電子メールに書かれている不審なリンクをクリックしない、添付ファイルを不用意に開かないなどの心構えが必要。「Emotet」は日々改造されており、対策ソフトウェアがインストールされていても注意が必要。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
プレスリリース