オープンソース

「VirtualBox 6.1.6/6.0.20/5.2.40」リリース

Sun Micrisystemsは4月14日(現地時間)、VirtualBoxの最新版、「VirtualBox 6.1.6」のリリースを発表した。

「VirtualBox」は、ホスト上に仮想マシンを作成し、その上で別のOSを実行することができるソフトウェア。Windows版、Linux版、BSD版などが用意されており、個人利用または評価目的の場合は無償で利用可能。また、ソースコードがOSE版としてGPLの下で公開されている。
「VirtualBox 6.1.6」はメンテナンスリリース。四半期ごとに実施されるOracle製品の定例セキュリティアップデートの一環で、19件の脆弱性の修正、およびバグフィクスが施されている。修正された脆弱性の中には、リモートから認証なしで悪用が可能になってしまうものもあるため、ユーザはアップデートが強く推奨される。また、同様の修正を施した「VirtualBox 6.0.20/5.2.40」もリリースされている。

「VirtualBox」は、特定の条件の下で無償で利用できる。ソフトウェアはWebサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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