セキュリティ情報

三菱電機が同社への不正アクセス被害を公表

三菱電機は1月20日、同社のネットワークが第三者による不正アクセスを受け、個人情報と企業機密が外部に流出した可能性があると発表した。

発表によると、昨年6月28日に端末の不審な挙動を認識後、速やかに外部からのアクセスを制限するなどの対策を講じたとしている。社内調査の結果、採用応募者や従業員およびグループ企業の退職者ら最大で8122人分の個人情報が流出した可能性があり、防衛・電力・鉄道などの社会インフラに関する機微な情報、機密性の高い技術情報や取引先に関わる重要な情報は流出していないと確認したという。プレスリリースの中では、「現在までのところ、本件に関わる被害や影響は確認されていない」としている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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