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Berry Japan、シンクライアントOS体験版ダウンロード開始 Berry OSのキャンペーン価格提供も

Berry Japanは11月2日、シンクライアント専用OS「Berry OS Enterprise 2.0W」体験版の無償ダウンロードサービスを開始した。

「Berry OS Enterprise 2.0W」は、情報漏洩対策として有効な、シンクライアント専用のOS。アプリケーションをブラウザ、メーラー、オフィスソフト、PHS接続ツールと、必要最小限なものに絞り込み、カーネルを最適化することで動作の安定性を実現している。

体験版ダウンロードサービスは法人向けのみとなっている。ダウンロードはこちらのページから行うことが可能。

製品版と体験版との相違点として、
○スーパーユーザのパスワードが固定されている
○WebDAVがマウントされない
○PHS接続ツールがない
などがある。とくに、スーパーユーザのパスワードが固定されているため、実用には適さず、あくまで体験専用となっている。

また、同社は、シンクライアントOS「Berry OS Enterprise 2.0W」発売記念として、マルチメディアOS「Berry OS 2.0」を11月5日から12月25日まで特別キャンペーン価格で提供する。 「Berry OS 2.0」は、リビングPC環境で利用することを念頭に置いた家電感覚のマルチメディアOS。インターネット、メール、オフィスソフト、はがき作成ソフトのほか、TV視聴、TV録画、DVD再生といったマルチメディア対応となっている。このキャンペーンにより、「Berry OS 2.0」が、通常価格9,980円(税込)のところ特別価格として2,980円(税込)で提供される。

(川原 龍人/びぎねっと)

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