オープンソース
Linux 4.9以降に、DoS攻撃に悪用される危険のある脆弱性が発見される
Linux 4.9以降に、ネットワークのシステムコールに、DoS攻撃を受ける危険のある脆弱性が発見された(CVE-2018-5390)。CERT/CCが8月6日(現地時間)に公表した。
攻撃者は、接続が確立しているセッションに細工を施したパケットを送りつけることで、リモートからDoS攻撃を仕掛けることができてしまう。ただし、偽装IPアドレスを使った攻撃は不可能。
この脆弱性に関しては一時的な回避策は無く、カーネルを直接修正する必要がある。
(川原 龍人/びぎねっと)
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