オープンソース
オープンソースのマルチメディアライブラリ「FFmpeg 4.0」リリース
FFmpeg.orgは4月20日(現地時間)、マルチメディアライブラリ「FFmpeg 4.0」をリリースした。
「FFmpeg」は、音声・動画のエンコードおよびデコード、フォーマット変換、ストリーミング配信などの機能を持つライブラリ。ライブラリの他、ストリーミングサーバffserver、プレーヤーffplayなどのツールが同梱されている。
「FFmpeg 4.0」では、Bluetoothオーディオで利用するコーデック「aptX」および「aptX HD」向けのエンコーダーとデコーダーを新たに採用したほか、フィルターの改善、「NVIDIA NVDEC」によるハードウェアアクセラレーションがサポートされるなど、複数の機能強化が施されている。なお、本バージョンからWindows XPはサポート対象から外れている。
FFmpegは、GPLおよびLGPLの下で公開されている、オープンソースのライブラリ。ソースコード、rpmパッケージ、Windows向けパッケージなどが用意されており、Webサイトから無償でダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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