オープンソース

「Fedora 27」 リリース

Fedora Projectは11月14日(現地時間)、Linuxディストリビューション「Fedora 27」をリリースした。

「Fedora 27」では、カーネルにLinux 4.13が採用されているほか、32bit UEFIのサポート、コンテナ技術を応用したアプリケーション配布システム「Flatpak」も実装された。その他glib 2.26、Go 1.9、Perl 5.26など新しいバージョンの開発向け言語サポートが進んだほか、搭載されているパッケージのアップグレード、安定性の強化などが施されている。

「Fedora 27」では、アプリケーションとディストリビューションの開発サイクルを分離する「モジュラー化」が進められた。これにより、今後はアプリケーションスタックの更新を進めつつ、後方互換性を保つことができるようになるという。なお、モジュラー化の成果を取り込んだサーバ向けベータリリースが「Fedora 27 Modular Server Beta」としてリリースされている(正式公開は約1ヶ月後の予定)。

(川原 龍人/びぎねっと)

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