セキュリティ

Linuxコンソーシアム、「セキュアOS」の選択基準となるガイドラインを公開、セキュリティセミナー開催

Linuxコンソーシアムのセキュリティ部会は、セキュアOSの選択基準を示すガイドライン「セキュアOS評価項目Ver1.0」を10月19日付で一般公開した。

このガイドラインは、Linuxコンソーシアムのセキュリティ部会の活動成果として公開された。「セキュアOS評価項目」は、セキュアOSを導入する際に必要となる機能や運用環境などを総合的に評価する指標として、有効な選択基準をまとめたものとなっている。

なお、公開された「セキュアOS評価項目Ver1.0」は、Linuxコンソーシシアムのセキュリティ部会の、「活動実績」のページからダウンロードすることができる。

今後、セキュリティ部会は、「セキュアOS評価項目」のバージョンアップや、代表的なサーバ用途のアプリケーションを特定し、セキュアOSの設定を評価する「特定アプリケーションのセキュリティ設定」を中心に、セキュアOSやLinuxセキュリティの普及・促進を図っていく予定。

また、Linuxコンソーシアムは、「セキュアOS」の啓蒙活動の一環として、「セキュリティ・セキュアOS」セミナーを11月9日に東京・品川にて開催する。このセミナーでは、国内の主要Linuxディストリビューター、ターボリナックス、ノベル、ミラクル・リナックス、レッドハットの4社によるパネルディスカッション、最新の導入事例を含む各セキュアOS製品のトレンド、セキュリティ部会の活動等を紹介する。

(川原 龍人/びぎねっと)

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