オープンソース
ネットジャパン、Mac OS XからネイティブにExt2/Ext3FSへのフルアクセスを可能にするドライバを販売開始
ネットジャパンは3月19日、Linuxで使われるExt2/Ext3FSでフォーマットされたパーティションに対して、Mac OS X上からフルアクセス(読み書き)を可能にするファイルシステムドライバ、「Paragon ExtFS for Mac OS X」のダウンロード販売開始を発表した。
同製品は、Paragon Software社が開発したUFSDテクノロジー(Universal File System Driver)を採用している。UFSDTMテクノロジーは、OSが標準でサポートしていないファイルシステムに対するアクセスを可能にする技術。同製品を利用すると、Mac OS Xからネイティブかつ高速にExt2/Ext3FSパーティションへのアクセスが可能になり、Mac OS Xのアプリケーションから、何の制限も受けることなくExt2/Ext3FSパーティション上のファイルの読み出し、変更、新規作成が行えるようになる。これにより、Ext2/Ext3FSでフォーマットされているUSBやFireWire接続の外部ドライブを使って、LinuxとMac間でデータを共有できる。ドライバのインストール後は特別な設定・操作をすることなくExt2/Ext3FSへのアクセスが可能となる。
対応OSは、Mac OS X 10.4.11以降(Mac OS X Leopard対応)。価格は、ダウンロード版が税込みで4,410円(税込)。 同社のオンラインショップから購入できる。
(川原 龍人/びぎねっと)