マイクロソフトは3月20日、Webブラウザ「Internet Explorer 8」を正式リリースした。

Interner Explorer 8は、タブブラウザ形式のWebブラウザ。同製品では、選択した単語の情報にすばやくアクセスする「アクセラレータ」や、検索を行う際に検索候補をリアルタイム表示する機能などを備えており、速度が向上している。ただし、これらの機能はWebサイト側が対応していないと利用できない。
その他、ユーザーインターフェイスの改良のほか、履歴やCookieを保存せずに利用できる「InPrivateブラウジング」機能、ユーザートラッキングJavaScriptなどを防止できる「InPrivateフィルター」機能を搭載しており、プライバシー保護を向上させている。更に、フィッシング詐欺サイトやマルウェア配布サイトをブロックする機能、クロスサイトスクリプティング攻撃対策フィルターなど、セキュリティ機能も追加されている。

Internet Explorer 8の対応OSは、Windows Vista/Vista 64-bit Edition/Server 2008/Server 2008 64-bit Edition/XP/XP 64-bit Edition/Server 2003/Server 2003 64-bit Edition。Internet Explorer 8は、マイクロソフトのWebサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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