オープンソース
デ変研、ディスク上の同一ファイルと個人情報の含まれたファイルを一覧表示するLinuxサーバ用ソフト「fafdf」を発売開始
データ変換研究所(デ変研)は2月17日、サーバ内にある同一ファイルや同一ディレクトリを一覧表示したり、個人情報の含まれているファイルを一覧表示するソフトウェア「fafdf」の発売を発表した。
fafdfは、企業のサーバ内にある、同一ファイル・圧縮アーカイブ内の同一ファイル、同一ディレクトリを一覧表示するソフトウェア。デ変研のテキスト抽出技術とパターンマッチ技術を用いて、各種文書ファイルからテキスト情報を抽出し、さらに個人情報(名字・都道府県市区町村・電話番号・メールアドレス等)の個数を数え上げ、ファイルごとに一覧表示することができる。近年、企業の個人情報漏えいの原因のひとつに「うっかりミス」があげられるが、本ツールで漏れなく未然にサーバ内の全データの確認ができる。また、Eメールなどで複数に添付メールとして配信されたファイルをサーバ内に重複保管している場合があるが、本システムではサーバ内のデータの重複を確認できる。
対応OSはRed Hat Linux 9/EL3/EL4/EL5。販売日は3月2日。希望小売価格は「fafdf for Linux」が160万円、「fafdf for Linux 年間保守費」が24万円(いずれも1サーバライセンス)。体験版のダウンロード提供もなされている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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