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エレコム、小規模オフィス向けLinux搭載NAS「NSR-MSシリーズ」を発表
エレコムは6月17日、小規模オフィスや部門サーバ向けに必要な性能にフォーカスしたLinux搭載NAS「NSR-MSシリーズ」を6月下旬より発売開始すると発表した。
「NSR-MSシリーズ」は、利用人数50人以下の小規模オフィスや部門サーバなどに最適な性能を備え、低価格を実現した製品。高性能CPUと大容量RAMを搭載し、読み出し102.43MB/s、書き込み83.66MB/sと、同等クラスの従来品を超える高速化を実現した。ActiveDirectoryに対応し、複数のユーザー・グループを容易に一元管理することができるほか、「RAID 0/1」も設定可能。データを「AES128bit」で暗号化する「ディスク暗号化機能」も搭載している。
データのバックアップについても、レプリケーション機能で別のNASにデータを複製できるほか、Amazon S3の連携機能でクラウド上にデータを保存できるなど、NAS内のデータを常に同期・バックアップできる。MacのTime Machineにも対応しており、ソフトウェアによりCDやDVD、Blu-rayディスクなどにバックアップすることも可能。DDNSにも対応し、遠隔地のオフィスや自宅からでもNASへのアクセスが可能。追加オプションとして「オンサイト保守サービス」、「デリバリー保守サービス」の2種類のサービスも開始される。
本体価格は容量4TBの「NSR-MS4T2BLB」が90,000円、6TBの「NSR-MS6T2BLB」が108,000円、8TBの「NSR-MS8T2BLB」が138,000円(いずれも税別)となっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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