オープンソース

Google、オープンソースのプログラミング言語「Go 1.3」をリリース

Googleは6月18日(現地時間)、オープンソースのプログラミング言語Goの正式版、「Go version 1.3(Go 1.3)」をリリースした。

Goは、Pythonのようなダイナミック性と、C/C++のようなコンパイル言語の特徴を併せ持ったプログラミング言語。コンパイラとランタイムライブラリから構成されており、短時間でコードのコンパイルが可能。並列プログラミングもサポートしている。インタプリタ言語とコンパイル言語の長所を採り入れ、新たなポジションの確立を目指すという。

Go言語は、従来Windows、Mac OS X、FreeBSD、Linuxに対応していたが、Go 1.3では「DragonFly BSD」「Plan 9」「Solaris」にも対応した。また、ガベージコレクタの機能が強化されており、パフォーマンスの向上などが図られている。その他にもいくつかの機能強化が施されている。

Go 1.3は、BSDベースの独自ライセンスの下で、Linux版とMac OS X版がオープンソースでWebサイトに公開されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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