セキュリティ
サイバートラスト、脆弱性管理ツール「MIRACLE Vul Hammer」に新機能を追加した最新版を提供開始
サイバートラストは9月21日、脆弱性管理ツール「MIRACLE Vul Hammer」に新機能を追加した最新版を提供開始したと発表した。
「MIRACLE Vul Hammer」は、LinuxやWindowsなどのOSと、ネットワークスイッチなどのデバイスの脆弱性をスキャンし、各サーバのパッチ適用状況と事前に設定したポリシーへの違反を一元管理できるソフトウェア。最新版の「MIRACLE Vul Hammer」を活用することにより、既存の運用体制のまま、企業のソフトウェア管理業務の省力化を実現し、脆弱性の早期発見や迅速な対応を通じてサイバー攻撃のリスク低減を支援する。
今回「MIRACLE Vul Hammer」に施された機能強化は、MIRACLE Vul HammerのAPIとしてデータの入出力が可能になり、これによって資産管理ツールやタスク管理ツールなどと連携し、組織・企業の運用方法に沿ったデータの入出力やタスク通知を行うことができるようになった。また、日立製作所が提供する統合システム運用管理ツール「JP1」との連携では、MIRACLE Vul Hammer で検知した脆弱性情報をJP1に通知することで、システム運用管理の一元化を実現する。また、タスク機能の改善によってユーザー独自のステータス管理を行うことが可能になり、EOL 対応やセキュリティガイドラインの対応状況を管理可能にした。
(川原 龍人/びぎねっと)
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