オープンソース
「BIND 9」に重要な脆弱性、修正版がリリース
DNSサーバBINDに、深刻度「高(High)」となる脆弱性が発見された。
この脆弱性は、BIND 9.xにおける実装上の不具合により、namedに対する外部からのサービス不能(DoS)攻撃が可能となるもの(CVE-2023-3341)。本脆弱性により、提供者が意図しないDNSサービスの停止が発生する危険がある。
ISCは、この脆弱性を修正した「BIND 9.18.19」「BIND 9.16.44」をリリースした。脆弱性の修正は他にも加わっており、ユーザは早期のアップグレードが推奨される。
修正されたバージョンのISC BINDはWebサイトから無償で入手できるほか、各ディストリビューターからパッケージとして配布されている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
JPRSによるアナウンス