オープンソース
分散データストリーミングシステム「Apache Kafka 2.7」リリース
分散データストリーミングシステム「Apache Kafka」の最新版「Apache Kafka 2.7」が12月21日(現地時間)リリースされた。
「Apache Kafka」は、LinkedInによって開発が開始されたオープンソースの分散データストリーミングシステム。Webサイトなどから発信される大容量のデータを高スループット・低レイテンシーに収集、配信することを目的にしている。大量のメッセージを扱うことができること、シングルクラスタで動作しダウンタイムなしで透過的にスケールできること、レプリカが作成されデータの損失を防ぐことができること、Distributed by Design クラスタが耐障害性のある設計になっていることが特徴になっている。
「Apache Kafka 2.7」では、Apache ZooKeeperの削除を進め、「AlterIsr API」を搭載した。その他、初期データからのフェッチを強化するなど、複数の強化・新機能の搭載が施されている。
「Apache Kafka 2.7」は、Webサイトから無償でダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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