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米Red Hat、「Red Hat Enterprise Linux 5.4」を発表
米Red Hatは9月3日(現地時間)、同社の企業向けLinux OSの最新版、「Red Hat Enterprise Linux 5.4」の提供を開始した。
「Red Hat Enterprise Linux 5.4」では、仮想化ハイパーバイザ「Kernel-based Virtual Machine(KVM)」をエンタープライズ向け仮想化技術として採用している。従来通りXenも利用できるが、本バージョンではKVMを基礎技術として採用している。KVMは、Linuxカーネルに採り入れられており、これによるパフォーマンスの向上が期待されている。また、インテルの仮想化技術「ntel Virtualization for Directed I/O(VT-d)」などもサポートされている。
Red Hat Enterprise Linuxは、従来の仮想化システムをKVMに置き換えていく見通しだという。また、ユーザがXenベースの仮想化からKVMに移行するにあたっても、Red Hat Enterprise Linux 5.xで動作するアプリケーションはリビルドなどをしなくても移行できるという。
(川原 龍人/びぎねっと)
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