オープンソース

不正侵入検知システム「Snort 2.8.4」リリース

Snort Teamは4月7日(現地時間)、不正侵入検知システム(IDS)であるSnortの最新版、「Snort 2.8.4」のリリースを発表した。

Snort 2.8.4では、DCE/RPC preprocessorに新しい「DCE/RPC v2」を採用。これによって侵入検知ルールが整理され、少数のルールで侵入検知が可能になった。今後は、ルールのアップデートはDCE/RPC v2対応のものに対してのみ施されるため、SnortのユーザはSnort 2.8.4あるいはそれ以降のバージョンを利用することが推奨される。

Snort 2.8.4はオープンソースソフトウェアであり、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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