オープンソース

脆弱性の修正が施された「Ryby 2.4.2/2.3.5/2.2.8」リリース

プログラミング言語Rubyに重大な脆弱性が発見された。9月14日、この脆弱性を修正した「Ryby 2.4.2/2.3.5/2.2.8」がリリースされた。

今回発見された脆弱性は、Ruby の標準添付ライブラリである「WEBrick」で BASIC認証を使用した場合、攻撃者によって悪意のあるエスケープシーケンスをログに挿入されうるというもの(CVE-2017-10784)。悪用されると、悪意のあるエスケープシーケンスをログに挿入することが可能となり、管理者がログを閲覧する際に、端末エミュレータで危険な制御文字を実行される危険がある。Rubyのユーザは早急にアップグレードを施すことが強く推奨される。

「Ryby 2.4.2/2.3.5/2.2.8」は、Webサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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