オープンソース
「BIND 9」に複数の脆弱性、修正版がリリース
DNSサーバBINDに複数の脆弱性が発見された。この脆弱性は、CVE-2017-3142とCVE-2017-3143にて指摘されている。
この脆弱性は、TSIGで認証されていないゾーン転送の可能性、およびTSIGで認証されていないゾーンのダイナミックアップデートの可能性。この脆弱性によって、権威DNSサーバへのダイナミックアップデート経由で、悪意を持つ第三者にゾーンデータを操作される危険がある。該当の「BIND 9」を利用しているユーザは、早急な対処が強く推奨される。
ISCは、この脆弱性を修正した「BIND 9.11.1-P2」「9.10.5-P2」「9.9.10-P2」をリリースした。ユーザは早期のアップグレードが推奨される。
修正されたバージョンのISC BINDはWebサイトから無償で入手できるほか、各ディストリビューターからパッケージとして配布されている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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